コエンザイムQ10は人間の体内で作り出されるものですが、20歳を頂点として生産力は段々と衰えていきます。
そして、40歳を迎える頃にはさらに体内の生成量が落ち込み、急激に老化が始まると言われています。
つまり、年を重ねるごとに病気がちになったり、身体が思うように動かなくなる、肌ツヤが落ちるなどの老化はコエンザイムの生成量の落ち込みが深くかかわっていると言えるのです。
現代人の感覚としては、40代で老化なんてとんでもない!むしろ80代になっても健康で働ける身体でいたい!と思うのではないでしょうか?
どのような病気にかかったとしても強い免疫力が維持されていれば、それだけ回復力も早いといえます。
とにかく長生きするという目標を実現するためにも、コエンザイムを定期的に摂取することが大切です。
コエンザイムの平均摂取量の目安は、1日分で約100mgくらいと言われています。
30mgで良いという意見もあれば、100mgではむしろ足りないとする意見もありますが、実際の摂取量は人それぞれの体質にもよりますので、まずは購入したサプリメントの指示通りに服用するようにしましょう。
コエンザイムQ10製品の選び方はこちらに載っています。
100mgと言われると、一見大した量ではなさそうに思えるのですが、コエンザイムを特に多く含むと言われている青魚類・豚肉などの肉類、ピーナッツや豆腐などの大豆製品には、数mg程度の微量のコエンザイムしか含まれていません。
したがって、食品から一日分の必要量を摂取することは非常に困難であるといえます。
加齢とともに減っていくコエンザイムですが、年齢を重ねるごとにたくさん摂れば良いというわけでもなく、かといって全く摂らないわけにもいきません。
もっとも大切な事は、継続して摂取し続けるということです。
それと同時に、ストレスを溜めすぎないよう生活に配慮し、心臓や肝臓に負担をかけ過ぎないよう、普段の食事のバランスに気をつけることも重要です。
サプリメントはあくまで栄養を「補助」するものとして、基本的なところから正して行くように心掛けていきましょう。