お肌の美容やダイエット、あるいは一日のエネルギー生産などあらゆる健康を維持するために必要な「コエンザイムQ10」は、人間の細胞内に必ず存在するもので、臓器や血液などを保つためのサポートをしてくれています。
色々な役割をしてくれるのですが、コエンザイムQ10の役割は大きく分けると2種類になるそうです。
20歳を過ぎると生成量そのものが減り、身体の中から「老化」が進んでいきます。
年齢を重ねるごとにコエンザイムQ10は生成されなくなっていきます。
客観的に考えると恐ろしくもなりますが、これは誰もが自然に経験する現象で、最近ではサプリメントの摂取を通じてコエンザイムを内服することがエネルギー維持に効果的とされています。
ですので、最近ではサプリメント以外にも健康食品や栄養補助食品、ドリンクなどさまざまな製品にコエンザイムが含まれるようになりました。
中高年だけでなく、若い人にもコエンザイムが注目されるようになってきたと考えられます。
20代で減少し始めるコエンザイムですが、40代を迎える頃にはさらに急激に減りが早くなります。
これは加齢による自然な減少といえますが、同時に身体機能を維持するために多くのコエンザイムを必要とするため、消費ペース自体も早くなるからと言われています。
また、中年期は病気や生活ストレスなど様々な問題が重なる時期でもあります。
偏った食生活を繰り返していたり、運動不足、あるいは身体に一切構わなくなるといった生活習慣の乱れによっても、コエンザイムは減ってしまうといわれています。
以上のように、コエンザイムは身体の中にいつも存在し続けるというわけではありません。
普段なにげなく生活しているだけで、誰もが自然と体内に生みだし、同時に減らしています。
加齢によるコエンザイムの減少を防ぐことはできませんが、サプリメントを通じて定期的に摂取することで、身体に栄養素としてコエンザイムを与えることもできます。
コエンザイムQ10は日々健康的に生活するために、積極的に摂りいれたい成分なのです。